報告:マーケティングシステム活用研究会(2020/10/29)

リーダー 石田 麻琴

JDMC研究会1-2「マーケティングシステム活用研究会」は10月29日に今期の第5回の研究会をオンラインで開催しました。今期のテーマは「データ活用人材の育成プログラムの作成」。企業におけるデータ活用人材を育成して、データ活用ができる組織を醸成するために、どのようなプログラムが必要になるのか。研究会で育成プログラムの作成を進めていきます。

◆人材育成プログラムの要件を整理するために。

今回の研究会のテーマは「人材育成プログラムの要件の整理」としました。これまでの4回の研究会を通じて上がった課題を元に、ブレスト形式で要件を上げていくという算段です。ですので、今回の研究会は通常よりも長い1時間半の時間を用意しました。

人材育成プログラムの要件を上げるにあたって、今期から参加のメンバーから「前提情報」の必要性の話が上がりました。前期のマーケティングシステム活用研究会では青山学院大学大学院の授業を担当し、それに合わせたプログラムを作成しましたが、そこから今期の「人材育成プログラムの作成」にいかに課題がつながっていったのかを解説する機会がなかったことに気が付きました。

前期の青山学院大学大学院授業終了後、研究会の中心メンバーで「データ活用人材の育成プログラムの作成」について目的とペルソナ、プログラムの立ち位置、必要なコンテンツ種別を洗い出すアイデアについて議論した資料がありましたので、研究会メンバーにそちらを解説・共有しました。

◆マーケティングと「データ活用」の関係性について。

前期の最後にまとめた上記の「データ活用人材の育成プログラムの作成」の資料を研究会メンバーと確認する中で、ベースがゼロの状態から要件をあげていくよりも何かベースになる資料を参考にした方が良いのではないかと気がつきました。そこで前期の「必要なコンテンツ種別を洗い出すアイデア」のために参考にしたWEBサイトを叩きの叩きの叩きとして活用することにしました。

ここで「人材育成プログラム」の要件をつくっていく流れとして、「叩きのWEBサイトの研究」と「青山学院大学大学院授業のコンテンツ」を組み合わせて、叩きの叩きになる「人材育成プログラム」を作成する。そして、その「人材育成プログラム」に今回のコロナ禍によってより必要になるスキル、考え方を加え、コロナ禍以降のマーケティングにも対応することができる「データ活用人材の育成プログラム」をつくるという流れです。

この前提として研究会で議論になったのが、マーケティングと「データ活用」の関係性です。もちろん我々研究会メンバーとしては「データ活用」はマーケティングの中に含まれるものとして認識していますが、いわゆる「リサーチ」「3C」「データ分析手法」といった既存のマーケティングとの関係性を人材育成プログラムの前提としてきちんと解説することが、データ活用の重要性をより伝えられると考えました。

次回の研究会は2週間後に設定しました。第5回の研究会では「データ活用の位置づけ」についてかなり深く議論することができたので、まずはシンプルに「人材育成プログラムの前提」を図にしたいと考えています。