報告:マーケティングシステム活用研究会(2020/6/24)

リーダー 石田 麻琴

JDMC研究会1-2「マーケティングシステム活用研究会」は6月24日に今期の研究会活動をスタートしました。今期のテーマは「データ活用人材の育成プログラムの作成」。企業におけるデータ活用人材を育成して、データ活用ができる組織を醸成するために、どのようなプログラムが必要になるのか。研究会で育成プログラムの作成を進めていきます。

 

◆第1回のテーマは「コロナ前、コロナ後の自社マーケティング活動の変化」

研究会1-2は前期、青山学院大学大学院の授業を担当しました。その際に作成したプログラムをさらにアップグレードさせ、企業の人材育成向けのプログラムをつくっていく予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の感染防止のためオンライン向けの内容に変更しました。JDMCの活動は9月までオンラインになるので、6月から10月までの取り組みは以下を検討しています。

第1回:コロナ前、コロナ後の自社マーケティング活動の変化。形式を事前に共有して宿題。

第2/3回:自社におけるマーケティング人材育成、組織醸成の取り組みと課題の整理。

第4/5回:青山学院大学院授業コンテンツの振り返りと共有。既存コンテンツの整理と見直し。

これらを行い、研究会1-2メンバーの認識と課題感を整えた上で、「データ活用人材の育成プログラムの作成」に着手していく予定になります。

 

◆「コロナ前、コロナ後の変化」として上げていただいた情報

研究会では開催前に事前の資料として、研究会1-2メンバー企業のコロナ後における「業務環境の変化」「自社マーケティング活動の変化」「お客様の変化」「その他の変化」という4つのポイントを共有いただきました。Zoomを活用したオンライン研究会ではブレイクアウトセッションの機能を活用して、参加メンバーを1組4-5人のチームに分け、それぞれのチーム内で「コロナ前、コロナ後の変化」を共有しました。いくつか情報をピックアップします。

 

【業務環境の変化】

・設備/制度共にリモートワークが可能な状況にあったが、運用は今まで以上に定着した。

・週2出社週3リモートから完全リモートへ

・外勤営業は対面営業が困難となりオンラインの活用をし始めているが今までのスタイルと異なり難しさを感じている。

 

【自社マーケティング活動の変化】

・オンライン営業やオンラインセミナーなどを検討中。

・オンライン商談や展示会など様々な今までのビジネスサイクルの見直しとそこに新たなインフラ導入が必要かを検討中。

・営業訪問についても、原則はWeb商談となっている。

 

【お客様の変化】

・在宅化のためのシステム再編の動きがある。

・在宅、ステイホームにより家庭のプリントボリューム、プリンタの需要が上がった。

・現金を触りたくない、人と接したくない→オンライン取引・キャッシュレス化加速要因に。

 

【その他の変化】

・所属団体はほぼ9月末まで対面の会合を禁止。

・新入社員研修が5月まではリモートで実施。エンゲージメントの面で課題が大きかった。

・海外の企業との連携が難しくなってきている。

 

◆コロナ後に企業に必要になる人材はどう変化するか

各チームに「コロナ前、コロナ後の変化」をメンバー間で共有すると同時に、議論をしたのが「コロナ以後に企業に必要になる人材とは」です。今期「データ活用人材の育成プログラムの作成」をテーマにしていますが、設定したテーマはあくまでコロナ以前のもの。コロナ以後では育成プログラムの内容やニーズが変わるのではないかと想像しました。

研究会内でいくつかアイデアが出ましたがさらに深堀りが必要と考え、当初の「自社におけるマーケティング人材育成、組織醸成の取り組みと課題の整理」から第2回研究会のテーマを「コロナ後に必要な人材とは?」に設定をし直します。「コロナ後に必要な人材」の要件は何か、いかにして醸成することができるか。研究会で議論し人材育成プログラムの項目に加えていきたいと考えています。