日本データマネージメント・コンソーシアム

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2016年度 研究会(予定)

▼募集研究会テーマ一覧

※研究会申込みは本ページ下です。お申込みはJDMC会員限定となります。
 
1: 顧客行動分析による実践的なデータマーケティングのアプローチ研究
2: データマネージメントの基礎と価値
3: MDMと成熟度
4: 経営におけるデータ活用ガイドのあり方
5: DM実践勉強会~事例中心に経営・業務視点でDM実践の手法を学ぶ~
6: IoT・AI研究会

▼テーマ概要

 

1: 顧客行動分析による実践的なデータマーケティングのアプローチ研究

顧客との新しい関係性を構築し顧客に対して効果的にアプローチするために、顧客データを有効に活用するにはどのようなにすればよいのか、また活用する際に注意すべき点や課題をケース研究から探りガイドラインを作成していきます。併せてソーシャルデータを活用したアプローチの研究も実施する予定です。
 

2: データマネージメントの基礎と価値

「(1)データマネジメントの啓発・普及」、「(2)データマネジメントの価値の定義」、「(3)データマジメント普及に向けた人材像の定義」を柱として研究会活動を行います。
データマネジメントは、最近の企業成功事例においてなくてはならない要素となっています。企業や地方公共団体におけるデータマネジメントの導入や企画について多くの議論を行い、その勘所を見いだします。
 

3: MDMと成熟度

事業のグローバル化、頻繁なM&A、クラウドなどが日常化する中、IT最大の課題は「移行」のスピードであり、ポイントは「MDM (マスタデータ管理)」によるデータの流動性と整合性向上と考えます。 経験者・有識者の実践知の交換、導入ガイドラインとして成熟度指標の作成を行い、日本のIT活用と経営層に対するデータ利用を加速します。

<成熟度指標の成果物>
(1)データマネジメント実態調査 (定点観測、設問項目見直し)
(2)成熟度モデル: CDI, CDI-Consumer, SDI, DG (※)

(※)
・CDI(Customer Data Integration: 顧客データ統合と呼ばれる。統合顧客マスタとして、MDMの一分野とされる事が多い)
・CDI-Consumer :B2Cビジネスに特化したCDIである。
・SDI (Supplier Data Integration: サプライヤデータ統合である。「取引先管理」から特にサプライヤに着目し、精緻化する
・DG (Data Governance: データガバナンスと呼ばれ、人間系のプロセスに着目し、経営との関連も含めた方法であり、円滑なMDMの導入と運用の前提となる機能である)

適用分野:PLM、SCM、PIM、CRM、マーケティング
ITキーワード:MDM、ETL、EAI、PIM、CDI, データモデリング、DWH、データ統合、再構築、情報利活用、M&A、データガバナンス
 

4: 経営におけるデータ活用ガイドのあり方

多くの企業では管理・財務会計データと、販売・生産といった日々のトランザクショ・ンデータは別個に存在しているのが実情でしょう。しかし意思決定の高度化に向け、経営レベルの目標値と現場レベルの実績値の定義・紐つけを行い、スピーディかつタイムリーにPDCAを廻す重要性、つまり変化対応力の強化が増してきています。背景には、IoTに代表されるデータソースの多様化と、それらの意思決定への活用という側面もあります。

本研究会では、こうした様々なデータを生きた経営データとしてどう収集・活用するか議論しています。現在、データ経営フレームワークに基づき、経営トップから現場に至るデータ主導型の経営管理の実現に向け、ガイドラインの策定を進めています。
 

5: DM実践勉強会~事例中心に経営・業務視点でDM実践の手法を学ぶ~

経営・業務視点のデータマネジメントの実践方法を講義+ディスカッションで学びます。 欧米型のトップダウン方式と日本型現場主導の実践方式を融合させるDM実践方法の事例が中心となります。 前年度の実績は、経営・業務視点のDM講義資料=pptのスライド約400枚。経営戦略・マーケティング・人財戦略・財務・生産管理・販売管理等々をDM視点で網羅し、約50事例を取り上げました。 今年度はさらに内容を充実させ、現場主導のDMに重点を置く予定です。
 

6: IoT・AI研究会

IoTやAIの最新情報や事例を学び、ビジネスにどう活かすのか議論し、IoTやAIにおけるデータマネジメントはどうあるべきなのか、コンセプトから具体論まで追求しまとめます。そして、自社はIoTやAIにどう対応し、どう活用すべきなのか、構想を策定できるようにします。広く公開できる成果物を作成したいと思います。そのことによって、自らの知見も整理され、レベルアップが図れます。積極的に学び、自ら考察し、成果物を作成し、プロアクティブに活動できる方を募集します。

対象者は、
・自分のビジネスの中で、IoTやAIに関わっていて課題を持っている方。
・今後、IoTやAIと関わり、自分のビジネスが影響を受けると考えている方。
・IoTやAIに興味や課題を持っていて、自分のビジネスには今は関係ないが、今から学習し知見を高めておきたい方。
・データサイエンティストの方。
・データアナリストの方。

目標アウトプットは、
・IoTとAIの最新動向・事例
・IoTとAIの技術体系
・IoTとAIの未来の姿
・ビジネスにどう活かせるのか
・IoTやAIにおけるデータマネジメント
(コンセプトから具体論まで)
・IoTやAIにどう対応し、どう活用すべきなのかのまとめ


 
 

<過去の研究会一覧はこちら2011/2012/2013/2014/2015

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