JDMCのCRM研究会リーダーの逸見光次郎氏に、ご著書『デジタル時代の基礎知識「マーケティング」 ~「顧客ファースト」の時代を生き抜く新しいルール』の概要を解説いただきます。 同著は2017年に発刊されてから3刷目となるロングセラー本です。新しい時代の「マーケティング思考」を学びたいと思います。既にお読みになっている方もレビューとしてぜひご視聴ください。
以下は同書「はじめに」から抜粋です。
これまで「マーケティング」とは、いくつかの手法や定義を学んだ プロの「マーケター」と呼ばれる人たちのものだった。 ところが、世の中が大きく変わってきた。 「だれもがネットとスマホ(ケータイ)を使える」 今はそんな時代だ。 「たくさんの人に知ってもらって」 という時代は終わり、 「一人一人が求める情報を」 という時代が始まったのだ。 つまり、時代の変化にあわせて「マーケティング」もその意味合いもが これまで、「マーケティング」は一部の人たちが理解して取り組めばよかったが、 そうした世の中の変化に触れながら、この新しい「マーケティング」とは (中略) プロ向けではないので、本文中ではなるべく専門用語はつかわないようにして、 この本が多くの商売に関わる人たちの助けになれば嬉しい。 2017年12月 逸見光次郎 |
【目次】
Introduction マーケティングいまむかし
Chapter01 マーケティングって何だろう?
Chapter02 マーケティングの基本的な流れ
Chapter03 マーケティングを行うための準備
Chapter04 マーケティングのアクション
Chapter05 ビジネスにおけるマーケティング
Chapter06 マーケティングの未来
<講師>
逸見光次郎 株式会社CaTラボ 代表取締役
(へんみ・こうじろう) 1970年東京生まれ。学習院大学文学部史学科卒。 1994年 三省堂書店入社。神田本店・成田空港店等勤務。 1999年 ソフトバンク入社。イー・ショッピング・ブックス社(現 セブンネットショッピング社)立ち上げに参画。 2006年 アマゾンジャパン入社。ブックスマーチャンダイザー 2007年 イオン入社。ネットスーパー事業の立ち上げと、イオングループのネット戦略構築を行う。 2011年 キタムラ入社。執行役員 経営企画 オムニチャネル(人間力EC)推進担当。 ローソンを経て独立。書店時代、誰もが同じ価格(本代+交通費)で本が買える世の中にしたいと、ネット書店の立ち上げに参画。その中で、日本の小売においては、リアル店舗を活用したネットサービスが有効であるとわかり、アマゾンからイオンへ。店舗利用者かつ会員重視のネットスーパーを構築し、グループ全体のネット戦略を追求する中で、よりネットを活用するには商品・接客の高い専門性が必要と感じ、カメラのキタムラに入社。約1,300の店舗網を活用し、EC関与売上419億円(宅配117億円、店受取302億円)を実現。店舗とネットの更なる融合「人間力EC」を進めた。現在は独立して小売流通企業のオムニチャネル化を支援する。
■実施概要
配信日: 2020年12月18日(金)16:00~16:45 YouTubeプレミア公開
■視聴者
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