日本データマネージメント・コンソーシアム

研究会

1 AI・データ活用のためのコンプライアンス研究会_FY25

 本研究会は、AI・データ活用の拡大に伴う倫理的課題や今後のビジネス拡大のためのつまずきポイントや解決策に向けた解決策についてディスカッションと2022年に出版した倫理フレームワークの深掘りと、浸透、実務への適応に取り組みます。デジタル社会の進展に伴い、人工知能(AI)、特に生成AIはビジネスモデルの変革を加速させています。その一方で、データの取り扱い、業務への組み込まれ、データ・AI特有のリスクや倫理的課題が顕在化しはじめています。

目的とゴール

 本研究会は、生成AIの実用化段階において不可避となる倫理的課題、法規制の動向、そして事業拡大における障壁を精査し、その解決策を探求することを目的とします。7年目になる今年度は、昨年度公開した倫理フレームワーク強化版をより多くの企業・団体で活用できる環境を構築し、浸透、実務への適応に取り組んでいくとともに、具体的な業務における課題や問題点についてディスカッションを行い、議論の成果を公開して参ります。

活動内容

①生成AI活用における倫理的課題・リスクの特定: 最新事例を基に議論を行い、リスクを明らかにします。
②倫理フレームワークの強化・普及: 実務への適用を視野に入れ、フレームワークの継続的な改善と普及を図ります。
③研究成果の公開・情報発信: セミナーやイベントを通じて研究成果を発信し、社会全体の意識向上に貢献します。
④企業・団体との連携: 倫理フレームワークを活用する企業・団体と連携し、実践的な知見を共有します。

アウトプット

1.倫理フレームワークのアップデート
① 最新の動向・事例に対する網羅性確認、必要に応じてチェック項目強化
② セミナー・イベントの開催
③ 倫理フレームワークを利用する企業や団体との連携

2.生成AIの課題・深堀り検討
④ 生成AIの実業務組み込みにおけるコンプライアンス課題対応策検討
⑤ 課題解決に資する製品・サービスの整理
⑥ WEBシステム化を含む、エコシステムの検討

参加対象者

・生成AI・データの利活用を検討・推進している方
・AI・データ活用における契約・コンプライアンス・個人情報保護に課題を感じている実務者・法務担当者
・AI・データ活用における倫理に関心のある方
・コンプライアンスに関心を持ち、データ・AI倫理の指針に貢献したい意欲のある方

開催頻度と形式

・月1回 (概ね第2火曜日18:30~20:30)
・ハイブリッド(オンラインとリアル)

難易度

( )初級 (〇)中級 (〇)上級

リーダー(L)・サブリーダー(S)

L: 佐藤市雄(SBIホールディングス)
S:安井秀一(NEC)

ご参考
2025/3/7実施「データマネジメント2025」セッションにて研究会紹介アーカイブ

研究会参加方法

JDMC会員サイトにログインして、参加申請を行ってください。
※ログイン方法がご不明な方は事務局まで(info(アットマーク)japan-dmc.org)
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・一般公開資料(日本語版/英語版)
https://japan-dmc.org/?page_id=21982
↓研究会紹介動画
「倫理フレームワーク」について紹介するショート動画です(2分半)

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