日本データマネージメント・コンソーシアム

レポート

テーマ3:データマネジメント(DM)の基礎事項の整理とカバー範囲の定義

■活動目的

企業(行政機関、公的団体等も含む)が「データマネジメント(DM)活動」を推進するに当たって、DMの基本的全体観を共有することが出来、かつ、その理解と推進させるのに必要な構成要素の整理・定義をユーザ企業の視点で実施する

■成果物

DM要素の定義資料
-DM概説及び想定効果
-DMの構成要素(データ種別、ライフサイクル)の整理、等

■活動概要

現行企業におけるDMの実施においては、推進のための組織や活動を構成する要素が曖昧であり、用いている用語も必ずしも共通理解されているとは言い難い状況といえる。今後JDMCとしてのDMの適用ドメインを語る上でもこのような整理は最優先される課題と考えられる。

本研究会では、ユーザ企業が自社に足りない構成要素が無いかを把握できたり、また、経営層や上層部にDMの取り組みの必要性を説明・訴求しやすくなることを念頭にアウトプットづくりを行う。

  1. DM推進における必要要素の抽出と枠組み整理
    -DM全体概説及び想定効果
    -データ種別に着眼した構成要素の抽出と整理
    -データのライフサイクルに着眼した構成要素の抽出と整理
  2. 事例をもとに枠組みのブラッシュアップ
    上記で設定した構成要素の全てを網羅的に説明するより、メンバー(特にユーザ企業)が抱えている問題事例等にフォーカスして、構成要素のブラッシュアップと議論を深めていく。

■募集メンバー

  • 企業内データマネジメント活動の上記必要要素に関する議論参加が可能な方(経験があれば直可)
  • 議論に積極的に発言、参加できる方で、報告書への整理作業に関われる方。情報収集を目的の方は最終結果(成果物)を参照してもらう方針としたい。

■スケジュール

  • 7月~9月  今年度成果の明確化と枠組みづくり
  • 10~12月  事例による各要素と枠組みの検証
  • 1~2月   取りまとめと資料化

(2011/8/29現在)

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