日本データマネージメント・コンソーシアム

レポート

テーマ1:データマネジメント(DM)実態調査

■活動目的

企業や行政機関、公的団体におけるデータマネジメント(DM)の取り組み実態を、可能な限り広範、具体的かつ詳細に調査する。JDMCの他の研究活動のベースとなる情報を生み出すとともに、年1回のペースで調査を実施。経年変化の測定を可能にする。少なくとも現時点でDMに関する包括的な調査データは存在しない。そのため本部会は、JDMCの目玉の活動の一つであると考えて活動する。

■成果物

調査結果を定量的に分析、評価した報告書。記者発表用、ドラフト版、記事版、詳細版(有償?)を作成する。

■活動概要

  1. 調査内容の検討 一口にDMと言っても幅広い。どんな項目を、どのような詳細度で、どんな方法で調査するのかを検討する必要がある。①保有するデータの種類や量、データそれぞれのオーナー組織、(1)DM関連ツール(ERP、MDM、BIG、EAI、CMSなど)の利用状況や満足度、(2)データ活用に関する実態、(3)DMの阻害要因、データに関わる問題点、⑤DM推進組織や人材、などである。まずそのスコープを検討する。その際の切り口は、ユーザー企業にとって参考になること。
  2. 調査対象や調査方法の検討 低コストかつ効果的な調査手法を考案する。集計もできるだけ自動的に行えるようにする。現実的には、メールなどによる調査依頼とWebサイトでの回答、集計になる可能性が高い。
  3. 調査結果の分析と報告書の作成 まずは質問項目毎に集計するシンプルな調査を想定しているが、JDMCの調査なので結果のビジュアリティにこだわりたい。データ分析の専門家の参加が望ましい。

■募集メンバー

  • データマネジメントを包括的に理解している方と、MDM、BIの専門家の組み合わせ
  • 分析の面では、統計やBI専門家の知見がほしい。

■スケジュール

  • 7~10月 調査企画
  • 11月 調査の実施
  • 12月~2月 分析・報告書の作成

(2011/8/29 現在)

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