趣旨/目的
DXの進展に伴いデータ活用の対象領域は広がっている。特に映像データはAIでの利用もあり広く利用されるようになっている。映像分析ソリューションの広がりにはベースとなる映像データの取得が必要となるが、各企業別に実施した場合、その取得コストやアノテーションコストなどが膨大となり事業開発の妨げとなっている。そのため、映像データ自体は非競争領域として映像データを共有することで各企業における開発投資を競争領域であるAIアルゴリズムの開発に注力できるようにするべきである。これを実現するために、映像データの共有基盤の実現が望まれる。映像データ共有基盤の実現に向けた議論が急務になるため、コミュニティを立ち上げ、潜在課題の探索や共有基盤実現方法の検討、基盤利用の普及活動などを推進する。特に映像データに人物が映っている場合はプライバシー配慮などの活用上の制約は、各製品発企業ユーザ企業における共通の問題となっている。そこで、初年度の活動はこれらの映像データを対象とする。
活動内容
データ利活用の対象を映像データ等まで拡大するための課題を探索する
活動例
・NECが提供するサンプル映像データを使用しデータ共有の問題を議論
・映像データ活用システムにおけるシステムの在り方について議論(オブジェクトストレージやベクトルデータベースの利用など)
発起人
佐々木洋平(日本電気 データ利活用基盤統括部 シニアプロフェッショナル)
山田 紘右(日本電気 ビジュアルインテリジェンス研究所)
劉 健全 (日本電気 ビジュアルインテリジェンス研究所 ディレクター)
活動スケジュール(全6回)
日程 | 内容 |
10月24日(火) 16:00-17:00 | コミュニティのキックオフ 動画アーカイブはこちら (YouTubeへ) |
11月20日(月) 16:00-17:30 | 映像共有の問題の探索1(サンプルデータでの議論) ご案内はこちら |
12月19日(火)17:00-18:30 | 映像共有の問題の探索2(サンプルデータでの議論) ご案内はこちら |
2024年1月 | 映像共有の方式検討1 |
2024年2月 | 映像共有の方式検討2 |
2024年3月 | 映像共有プラットフォームの提言書の取りまとめ |
実施形態
・オンラインとリアル
※リアル開催場所は NEC 玉川事業場(神奈川県川崎市中原区)または、JDMC麹町スタジオを予定
対象と参加条件
・JDMC会員であれば誰でも参加できる
募集について
・まずはキックオフにご参加いただき、継続参加をお決めください。
進め方
毎回の特定のテーマを設定されて自由討議します。
参加申込方法
JDMC会員サイトにログインして、本グループへの参加申請を行ってください。※ログイン方法がご不明な方は事務局まで(info(アットマーク)japan-dmc.org)
会員サイト
会員サイト基本操作のご案内