【Vol.53】Splunk Services Japan 瀬島 一海さん、未知数の能力を秘めた新しい「データ分析の道具」とは?

2018-07-03


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未知数の能力を秘めた新しい「データ分析の道具」とは?

 
JDMC会員による「リレーコラム」。
メンバーの皆さんそれぞれの経験・知見・想いをリレー形式でつなげていきます。
今回、バトンを受け取ったのは、Splunk Services Japan合同会社の瀬島一海さんです。
 
 
データ分析では “下ごしらえ” の手間をいかに省くかが重要な課題に

皆様、こんにちは。Splunk Services Japan(スプランク サービス ジャパン)という会社で、SE(技術営業)部門のマネージャーを務めている瀬島です。実は前職で、設立当初の活動に関わらせていただいたご縁で、今もJDMCには面識のある方が何名かいらっしゃいます。
 
私はこれまで13年ほど、データ分析基盤に関する課題に取り組むお客様に対して、有効な「道具」やその活用方法を提供する立場から支援を行ってきました。日本の組織や企業におけるデータの利活用は、時代によって呼び名やトレンドは変化しつつも着実に進んでいます。とりわけ近年は、お客様の間でその重要性が認識されるようになり、取り組みの裾野も急速に拡大しつつあると考えています。
 
データ マネジメントに関わる「道具」を提供する立場として、特に最近強く感じていることが一つあります。それは、「お客様はより幅広い業務で、より多く(種類・量)のデータを、より効率的に使いこなしたいと考えている」という事実です。中でも「より幅広い業務で」は、お客様にとってもっとも重視したいポイントだと私は見ています。
 
幅広い業務でデータ利活用を行うためには、まず「道具が簡便であること」が大切です。しかし、それ以上に現場で重視されるのは、分析結果や成果が得られるまでの時間短縮ではないでしょうか。ところがこの期待を叶えるためには、乗り越えるべき多くのハードルがあります。その1つが、分析に用いるデータの準備の効率化です。
 
あちこちから収集された生のデータは、最初から分析作業などの二次利用を想定して設計・提供されていません。たとえば、作りたい料理に合わせて野菜や肉をカットするように、データも行いたい分析に合わせて “下ごしらえ” しなくてはならないのですが、その手間が並みたいていではありません。この工程をいかに効率化するかが、データの利活用の成否を決める重要なカギといえます。
 
Splunkが提供するまったく新しい「道具」がデータ分析を効率化

では、どうやって社内外から収集した膨大なデータを、“下ごしらえ” していけばよいのでしょうか。私が所属しているSplunk社(本社・USA)は、まさにそうした一連の作業を効率的に、しかも解りやすく行うための「道具」を提供しています。
 
企業や組織の情報システムには、実に多くの機器が導入されています。ハードウェアやネットワーク、センサー群と、その上で動くミドルウェアやアプリケーション……。これらからは、日々膨大な量のマシンデータ(ログデータ)が生成されています。私たちは、これらのデータを特別なスキーマ設計や加工を行う手間なしに分析基盤に取り込み、「検索や可視化」、「機械学習を含む分析」、さらに「APIによる独自アプリケーション開発」を可能にするソフトウェア製品をトータルに提供しています。
 
とはいうものの、この私の説明だけを読むと、「いったいそれは検索エンジンなのか、BIツールなのか、NoSQLなのか、はたまたHadoopなのか?」といった、「道具」の分類についてのご質問が聞こえてきそうです。そんな時、あえて私たちは「既存の何にも属さない新しい思想を持って生まれたものです」とお答えするようにしています。
 

より多くの皆様のデータ活用における課題克服に向けこれからも努力

では、私たちの新しい思想から生まれた「道具」とは、どんな機能や効果をもたらすのでしょうか。まずお客様の観点で言うと、これまで困難だったマシンデータの利活用を、①短期間で手間ひま少なく ②身近な所から ③さまざまな業務(利用シーン)で始められるといったメリットが挙げられます。
 
たとえば国内のある製造業のお客様では、当初はファイア・ウォールなどのセキュリティ対策製品から生成されるログの監視・分析を目的としてSplunkの「道具」を導入されました。しかしその後、目的に合わせたデータの“下ごしらえ”がこんなに簡単ならば、他の用途でも使えるのではと考え、現在では自社の登録会員サイトのアクセス分析や、共有ファイル/フォルダーの利用状況分析、さらにはDevOpsといった幅広い領域に活用範囲を拡げられています。
 
こうした私たちの「道具」の便利さをぜひ多くの皆様に知っていただきたく、今年3月のイベント「データサイエンティスト・ジャパン」でも、くわしい機能や活用方法について講演させていただきました。「Splunk(スプランク)」を “ググって” いただくと、すでにサイバー セキュリティ対策やSIEM(セキュリティ情報イベント管理)といったキーワードで広く利用されていることに気づかれるかもしません。しかし本当はここまでご説明したように、まだまだ未知数の潜在能力を秘めている新しい「道具」なのです。
 
後半はいささか宣伝めいてしまい恐縮ですが、データ分析をより効率よく行いたいとお考えの皆様に、少しでも関心を持っていただければ幸いです。歴史の長いデータ マネジメントの領域で、私たちはまだまだ新参者です。しかしその新しい技術や知見を積極的に提供して、これまでは解決が困難だったお客様のデータ利活用の課題を克服し、新たな成長を支える存在になれるよう、これからも努めていきたいと願っています。
 
 
 
瀬島 一海(せじま かずみ)

Splunk Services Japan合同会社 セールスエンジニアリング本部 部長。1999年、慶應義塾大学環境情報学部を卒業。同年4月、サン・マイクロシステムズ株式会社(現・日本オラクル)入社。SEとして、販売パートナーへの技術支援や大手流通業のシステム統合プロジェクト、DWH/BIソリューション企画等に従事。2006年6月、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。ETLやMDM、Big Data、Watson、IoTなどのデータ・マネジメント製品、ソリューションを担当するテクニカル・セールス部門のマネージャーとしてさまざまな業種のお客様への提案、プロジェクト支援に従事。2017年8月より現職。
 
 
 



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