AI時代のデータマネジメント:新たな価値創造のフロンティアを拓く
AI技術が目覚ましい進化を遂げ、私たちの社会やビジネスに前例のない変革をもたらしています。この変革の時代において、AIの真の可能性を解き放ち、新たな価値を創造する鍵となるのが「データマネジメント」です。 しかしながら多くの企業では、部門毎にサイロ化されたデータとなっており、全社での戦略的なデータ活用に至らないケースが多く見られます。
本セミナーでは、製造業特有のサイロ化された組織・業務・システムからどう脱却し、経営の意思決定に直結するデータ活用やAIの戦略的活用につなげるか、製造業の先進事例を深掘りし、学んでまいります。
セミナー概要
日 時:2025年11月21日(金)
セミナー:15:30~17:55
講演1 ヤマハ株式会社様
講演2 インフォマティカ・ジャパン株式会社様
講演3 パネルディスカッション
セミナー終了後、ネットワーキングの場を予定しております。
場 所:エッサム神田ホール 本社ビル 3 階グリーンホール
東京都千代田区神田須田町1-26-3
参加者:JDMC会員および、ご招待 (80名)
参加費:無料 (事前登録制)
プログラム
◎ 15:30~15:35 オープニング
◎ 15:35~16:20 講演1
「ヤマハの意思決定のスピードと質を向上する
データマネジメント基盤/MDMの取り組みでの課題と実践」
ヤマハでは、情報システム部門がデータの高度活用に長年にわたり携わる中で直面した課題を出発点に、商品情報や財務情報を効率的に集約・統合し、意思決定のスピードと質を向上させる仕組みの構築に取り組んできました。
本講演では、種々の課題を乗り越えた情報システム部門の具体的な取り組みと、データマネジメントの活動を通じてヤマハが目指す未来の姿についてお話しします。

講師ご紹介
ヤマハ株式会社 情報システム部 ERP戦略グループ
リーダー 村上 喜彰氏
1978年生まれ、浜松市在住
ヤマハ勤続 22年 情報システムの基幹業務を一貫して担当、直近ではERP全体戦略の立案とMDMプロジェクトのリードを担当。
◎ 16:20~16:50 講演2
「最新事例から学ぶAIエージェントとモダン・データマネジメント」
AIエージェントが企業活動の中核を担っていく時代において、最大の課題は信頼できる企業独自のAIエージェントの構築です。本講演では、国内外の最新事例を交えながら、AIレディなデータ準備を支えるためのモダン・データマネジメント、さらにエージェント同士が協調しサイロを超えて連携するためのデータアーキテクチャーについてご紹介します。

講師ご紹介
インフォマティカ・ジャパン株式会社
グローバル・パートナーテクニカルセールス・ソリューション
アーキテクト & エバンジェリスト 森本 卓也(もりたく)氏
日本アイ・ビー・エム株式会社に入社、IT アーキテクトとして金融業界を中心に数千人規模の超大規模プロジェクトにおけるコンサルティング活動にも従事。現在は現職にて、データマネジメントのエバンジェリストとして日本全国のお客様向けにエンタープライズ規模のデータマネジメントの推進、データガバナンスの普及活動等に尽力。JDMC や DAMA、日経 BP 主催のセミナーなどでの 100 以上の講演・記事執筆実績。
◎ 17:05~17:55 講演3 パネルディスカッション
部門の壁を打ち破り、経営判断を加速する「次世代データマネジメント」のあり方とは?
<パネラー>
ヤマハ株式会社 村上 喜彰 氏
インフォマティカ・ジャパン株式会社 森本 卓也(もりたく)氏
<モデレーター>
データマネージメントコンソーシアム理事 矢澤 篤志

モデレーターご紹介
データマネージメントコンソーシアム
理事(元カシオ計算機 生産本部長) 矢澤 篤志
1981 年カシオ計算機入社。海外営業、物流企画、情報システム部門長を経て、2006 年 最高情報責任者(CIO)に就任。その後、執行役員 生産改革担当、生産本部長(生産、調達、物流領域担当)を歴任。2025 年 1 月に退職後、イノベイトラボを創設。ERP のグローバル導入、サプライチェーン領域の改革など、業務改革とデジタル化のプロジェクトを数多く牽引。政府特許庁のプロジェクト立て直しにも外部有識者として参画。
※プログラムは変更になる場合がありますので、予めご了承下さい
お申込み/お問合せ
JDMCセミナー事務局 seminar1@japan-dmc.org
※お申込みサイトは、10月8日頃オープン予定です。