研究概要(2022年度)
当研究会は、AI・データ活用の拡大に伴う倫理的課題や今後のビジネス拡大のためのつまずきポイントや解決策に向けた解決策についてディスカッションと昨年に出版した倫理フレームワークの深掘りと、浸透、実務への適応に取り組みます。
デジタルが社会の常識となり、AIやメタバースなど画期的な技術が次々と人々の生活やビジネスに変化を及ぼしている現在の状況下における企業活動において、データの活用はあらゆる場面で不可欠なものになっています。一方で、企業のAI・データ活用における倫理的課題が浮き彫りになるケースが多発しています。
AI・データ活用の拡大に伴う倫理的課題や今後のビジネス拡大のためのつまずきポイントや解決策に向けた解決策についてディスカッションをしていくとともに、4年目になる今年度の研究会においては、昨年段階のまとめとして出版した倫理フレームワークの深掘りと、浸透、実務への適応に取り組んでいきます。
目的とゴール、研究活動、アウトプット
【目的とゴール】
デジタル経済の加速による、AI・データ活用の拡大に伴うビジネスでつまずきポイントや解決策のための着眼点について、AI・コンプライアンスの観点から実務者視点でディスカッション
【研究活動】
(1)倫理フレームワークの深掘り
(2)倫理フレームワークの浸透促進
(3)倫理フレームワークの実務適応と現行法や制度との関係性整理”
【アウトプット】
(1)つまずきポイントの解決策の着眼点を精査、実務に即した実践例の構築
(2)最新事例や活用方法等の発信、外部団体との連携促進
(3)実務適応における整理と業界・現行法、制度との関係整理
参加対象者
- AI・データの利活用、パーソナルデータ活用、外部データ活用、データエクスチェンジを初めようとする方、推進中、実施中の方、興味がある、重要だと考える方
- AI・データについての契約・コンプライアンス・個人情報保護に悩んでいる実務者、法務担当者、一緒に研究いただける法務関係者
- AI・データにおける倫理について興味のある方
開催頻度
月1回
概ね第2火曜日18:30~20:30
難易度
(◯)初級
(◯)中級
(◯)上級
リーダー(L)・サブリーダー(S)
L: 佐藤市雄(SBIホールディングス)
S: 安井秀一(日本電気)
S: 神嶌 潔(マクニカ)
その他
・『攻めのデータ活用の「つまずきポイント」に備える49のチェックリスト』を日経BPより2022/3に出版 https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/22/04/05/00028/
・法的に確立していないAI倫理についての議論を実務者で実施する事ができます。
資料
ご参考
JDMCカンファレンス2022(2022/3/10)にて発表した研究会紹介動画です。
「実務者が考えるAI・データ活用における倫理フレームワーク」
00:00~18:35までご覧ください。