データマネジメントの枠組みの中で、データモデルを作成すること、すなわち「データモデリング」は中核となるアクティビティですが、なかなか正しい理解がされていないように思います。
データモデルはシステムを構築する際のデータベース設計のためと思われていませんか。業務サイドの方にとっては関係しないもの、興味の対象外と思われている方が多いのではないでしょうか。
今回の学ぶシリーズでは、データモデリングをシステム設計の手段ではなく、業務あるいは経営サイドの視点からみて、「そもそもデータモデルとは何か?」、「何のために作成するのか」、「その結果どんな嬉しいことがあるのか」について、実務での事例を踏まえてお話します。講師は、技術者に長く愛読されている『実践的データモデリング入門』の著書、真野正さん(データアーキテクト代表取締役、JDMC会員)です。
対象:非技術者(実務担当者)、経営・企画層、DX推進者
<内容>
- データモデルとは何か(定義)
エンティティ・リレーションシップでビジネスを表記
インスタンスのメタ化 - データモデリングの目的
その1 新ビジネス創出のためのコンサルティングツール
DX推進のために
リソース、イベントの抽出
その2 データ活用のために - データモデリングの実践
課題抽出のために(AS-ISモデリング)
課題解決のために(TO-BEモデリング) - まとめ
<講師>
株式会社データアーキテクト
代表取締役 真野 正
(まの・ただし)大手SI会社(株式会社シーエーシー他)の勤務を経て、2005年にデータアーキテクトとして独立。RDBに黎明期より携わり、モデリングからDBA、SQL性能改善まで幅広くデータ系全般をカバー領域として、多くのプロジェクトに参画。システム基盤はメインフレーム、C/S、Web系を経験。データモデリングでは概念レベルにとどまることなく、実装を意識した設計を心掛けている。著書に『実践的データモデリング入門』(2003年 翔泳社刊)、『独習データベース設計』(2009年 翔泳社刊)、『ITエンジニアのためのデータベース再入門』(2017年リックテレコム刊)、『ERモデリングvs.UMLモデリング概念データベース設計』(2007年SRC刊)などがある。http://www.dataarch.co.jp/concept.html
■実施概要
配信日: 2020年12月11日(金)16:00~16:50 YouTubeプレミア公開
■視聴者
JDMC会員およびJDMCメルマガ会員
■申込
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