日本データマネージメント・コンソーシアム

JDMCご案内

JDMCコミュニケーション 月例セミナー開催案内など/JDMC会員募集中!!

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◆JDMCコミュニケーション<11月号>
◆ このメールは、日本データマネジメント・コンソーシアム(略称:JDMC)
◆ の内外の方とのコミュニケーションを目的に月1回発行するものです。
◆ ※JDMC会員、およびこれまで事務局に問合せを頂いた非会員宛に
◆ 送付させて頂いております。データマネジメント分野に興味のある方々
◆ への本メールの単純転送は自由です。是非積極的にご案内ください。
◆ JDMCの輪や現状に関心のある方は、下記掲載のJDMCホームページ
◆ を是非ご覧下さい!!
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<11月号の内容>
(1)JDMC定例セミナーの概要紹介
(2)次回定例セミナーの実施予定
(3)研究会便り
(4)その他案内など
(5)編集者コラム

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◆ (1)JDMC定例セミナー第5回の概要紹介
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・JDMCでは、月1回程度の割合で、会員向けの定例セミナーと交流会を開催し
ています。11月度(第5回)は以下のような内容でした。

※会員となるための情報は、JDMCホームページをご覧下さい。

トップページ

■日時:2011年11月9日(水)
<第一部> 16:00-18:00  定例セミナー(会員向け:無料)
<第二部> 18:00-19:00  交流会(会員希望者:1,000円)

■場所: TKP小伝馬町ビジネスセンター 3階301会議室
中央区日本橋小伝馬町1-4 小伝馬町ビル

■プログラム:
<第一部> 概要抜粋 (敬称略)
◎16:00~16:20 講演1
「ビッグデータをめぐる事例と最新動向」
日本テラデータ(株) エグゼクティブ・コンサルタント
金井啓一氏
◎16:20~16:50 講演2
「Oracle Exadata活用事例」
日本オラクル(株) システム製品事業統括本部
データベース製品ビジネス推進本部シニアプロダクトマネージャー
安池俊博氏
◎16:50~17:30 講演3
「楽天におけるスーパーDBの活用事例、およびビッグデータへの取り組み」
楽天(株) グループシェアードサービス開発・運用部 部長
景山均氏
◎17:30-18:00/グループディスカッション

日本テラデータの金井氏は、10月に米国で開かれたユーザーカンファンレン
スの模様を紹介。圧巻だったのは、米国のeBayが84ペタバイトものデータを
保有し、分析していること。うち半分以上が非構造化データだという。日本
オラクルの安池氏は、旧システムを新システムに置き換える手順も交えて、
2社のExadataのユーザー事例を紹介した。そして日本有数の大規模データを
保有する楽天の景山氏は、買収した企業も含めた、データ基盤の実際を明ら
かにした。いずれの講演も、短時間の割に内容が濃く、会場からも活発な質
問が飛んだ。あるユーザー企業の参加者が「楽天はもちろん、ベンダー企業
の講演も大いに参考になった」と話したほどである。

<第二部> 18:00~19:00 交流会
盛り上がった講演を受け、ディスカッションタイムでも議論が活発に行われ、
この時間帯を拡大して欲しいという要望も聞かれた。

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◆ (2)次回定例セミナー(第6回)の実施予定
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・次回の開催予定(第6回)
■日時: 2011年12月14日(水) 16:00-19:00
■場所: 中目黒GTプラザホール(目黒区上目黒2-1-3)
※東横線・日比谷線「中目黒駅」徒歩1分
■参加費:無料(参加資格:会員であること)

■プログラム:(概要抜粋) (敬称略)

◎16:00-16:45/講演1
「オムロン株式会社における顧客マスタ統合と活用の事例」
オムロンでは、2000年にCRMシステムの一環として統一顧客データベース
の構築を行いました。10年間の運用を振り返り、顧客マスタ構築のポ
イントと、事業価値を生み出すデータマネジメントのコンセプトについ
ての考察を発表します。

海老原吉晶 オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
グローバルサービスセンタ
コンテンツコミュニケーションセンタ
WEBマーケティング推進課 主査

◎16:45-17:30/講演2
「グローバルビジネス時代のデータ統合・管理術」
今回はマイクロソフト社内における事例をもとに、グローバルビジネス
時代を勝ち抜くためのデータ管理・データ統合の考え方とその実装、さ
らにデータ活用についてお話します。

保坂隆太  日本マイクロソフト株式会社
セントラルマーケティング本部
マーケティングアナリティクスグループ
マーケティングアナリティクスリード

◎17:30-19:00/グループディスカッションと質疑応答、他

・今回は会員のご要望に応え、ディスカッションパートの時間を延長し、
交流会を兼ねた形にすることとしました。
・詳細は、JDMC事務局へお問い合わせ下さい。
(会員であることが参加資格となります)

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◆ (3)研究会便り
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JDMCでは、今年7月から、現在6つの研究会活動を行っています。今回は、
第3回目としてその中からNo.2、およびNo.4の活動について、リーダーからの
活動実況「生の声」を紹介します。

【研究会No.2】

研究テーマ  「情報活用成熟度モデルの研究」

【リーダーの声】 濱田(NEC)
本研究会では、各企業における情報活用の成熟度を定量的に表現できるよう
な指標の策定を研究しています。このような成熟度モデルがあれば、自社に
おける情報活用のレベルを測ることができますし、また次のレベルに上げる
ための要件を明確にすることができれば、情報活用がより進んでいくものと
思われます。今年度は公知の成熟度モデルの調査を実施し、それらを参考に
して日本企業に更に合った成熟度モデルを検討しています。

多くの企業では情報活用の重要さは認識されているのですが、情報活用の成
熟度のレベルを上げていく、または維持していくには相応の時間と費用が掛
かりROIを導き出せないため予算が取れず着手できないということも多いよ
うです。このような企業の方々に成熟度モデルが活用できればと考えていま
す。専門知識は不要ですので興味のある方は是非ご参加下さい。
研究会でお待ちしています。

【研究会No.4】
研究テーマ 「顧客データ管理のあり方に関する調査・研究会」

【リーダーの声】 中瀬(日本IBM)
本研究会では、顧客データ管理のあり方を国内外の事例をベースにその活用
度・管理レベルという観点から論議を進めています。 ユーザー企業・ベン
ダー企業双方の視点から顧客データ管理のあり方の現状を理解し、その先に
あるものを考えることができる指標のような成果を出すことを目標とし、活
発な意見交換を行なっています。 顧客データ管理のあり方のうち、マスタ
データの管理、更にデータガバナンス、システムガバナンスと言った点での
成熟度や、そのデータの活用度合いを、その利用者である個人・組織と言っ
た視点での検討も初めております。 実際の事例を結びつけながらレベル感
を見極めていく作業に突入していますが、スケジュール通りの時間にまとめ
に至ることが出来るか?といったスリル感も味わいながらの作業となって来
ております。

顧客データ管理という、今後多様化する顧客の姿をどのように捉えてマーケ
ティング他へ結びつけていくかなどの土台となるテーマですので、様々な業
種・業態の方々のご参加お待ちしております。

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◆ (4)その他案内
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・JDMCでは、引き続き会員(法人・個人)を募集中です。
・研究会への積極的な参加もお待ちしています。
・今後、会員外の皆様の参加も想定したカンファレンス開催、などを企画中
です。ご期待下さい。

JDMCに関する詳細は、以下のURLを参照下さい。

日本データマネジメント・コンソーシアム

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◆ (5)編集者コラム
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事業におけるデータは”血液”に例えられることがあります。生活習慣病で
血液がドロドロでは?と気になる方もあるかと思いますが、その血液とデー
タを話題に、比喩作りをしてみました。

・栄養のバランスを考えず、インスタント食品や、偏った食事を摂っている
と血液がドロドロになってしまいます。
(事業に必要なデータがどのようなものかを意識せず、簡便な手段のみで
データを生成・収集していると、データが汚れてしまいます)
・血液成分の基準値は、中性脂肪やγーGTPなど明らかになっています。
(事業で扱うデータの成分(意味や構造)は、データモデルにより明らかに
なります)
・血液をキレイにするには、食事をバランスよく摂ることの他、有酸素運動
で血液を循環させることで中性脂肪などが減り、サラサラになります。
(事業に必要なデータをしっかり生成・収集することの他、事業活動により
データを生成・連携・活用 するサイクルを回すことで、データがきれい
になります)

やはり類似していることが多いのではないでしょうか。
血液に関することからデータマネジメントに関するヒントが得られるかもし
れません。また、脳や筋肉を活性化させる物質が話題になることがあります
が、そのようなカラダによい食事も積極的に摂る(有効なチャネルからデー
タを収集する)ことが長期的な元気の秘訣といえそうです。
これがいま話題のBigDataということでしょうか。

(MK記)

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【配信元】
●問い合わせ先:
日本データマネジメント・コンソーシアム 広報担当
magazine@japan-dmc.com
●発行元:
日本データマネジメント・コンソーシアム<https://japan-dmc.org>
●編集長: JDMC広報部 中岡 実(日本テラデータ)
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