日本データマネージメント・コンソーシアム

2011年度研究会


テーマ1:データマネジメント(DM)実態調査  

企業や行政機関、公的団体におけるデータマネジメント(DM)の取り組み実態を、可能な限り広範、 具体的かつ詳細に調査する。JDMCの他の研究活動のベースとなる情報を生み出すとともに、年1回のペースで調査を実施。経年変化の測定を可能にする。少 なくとも現時点でDMに関する包括的な調査データは存在しない。そのため本部会は、JDMCの目玉の活動の一つであると考えて活動する。


テーマ2:情報活用成熟度モデルの研究

・企業や組織において、情報活用の度合いを総合的かつ定量的に判断可能とする ・次のレベルの成熟度に進むための要件を明確にし、情報活用成熟度向上を促進する


テーマ3:データマネジメント(DM)の基礎事項の整理とカバー範囲の定義

現行企業におけるDMの実施においては、推進のための組織や活動を構成する要素が曖昧であり、用いている用語も必ずしも共通理解されているとは言い難い状況といえる。 今後JDMCとしてのDMの適用ドメインを語る上でもこのような整理は最優先される課題と考えられる。 本研究会では、ユーザ企業が自社に足りない構成要素が無いかを把握できたり、また、経営層や上層部にDMの取り組みの必要性を説明・訴求しやすくなることを念頭にアウトプットづくりを行う。


テーマ4:顧客データ管理のあり方に関する調査/研究会

人口減少社会の中で、顧客の購買行動を精緻に分析し、いかにリピートオーダーを増やすか、また見込 み顧客への効率的なマーケティングなどが組織にとって重大なテーマとなっている。同時に、企業にとって生命線ともいえる顧客データのライフサイクルに対す る安全なマネジメントについて、かつてないほど社会的ニーズが高まっている。そうした背景を鑑み、業種・業界の枠を超えて国内外のプラクティスを広く持ち 寄り、情報活用やセキュリティ等の観点における顧客データ管理のあり方について調査、研究を行う。


テーマ5:Webデータマネジメントの研究

企業における商品情報を中心としたWebコンテンツのデータマネジメントを実践


テーマ6:ユーザ企業の観点でのデータモデリング手法の整理と事例紹介

データモデリング手法には統一されたものはなく、特徴によって目的に合うものを選択しているのが実情。その選択を容易にし、モデリングを理解することを目的とする。

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