趣旨/目的
2050年のネットゼロ達成に向け、ESG投資加速と共に、欧州では企業サステナビリティ報告指令(Corporate Sustainability Reporting Directive:CSRD)により、サステナビリティ報告を財務報告レベルにしていくことやデータタグ付けなどが求められています。
本研究会は、参加企業においてデータ公開に関する課題を明確化し課題解決の方法を提案します。また、今後、ESGをはじめ非財務情報の公開のインセンティブを日本企業に示し、社会に普及啓発を行い、さらには政府や金融機関への提言につなげます。
活動内容
Step1:サステナビリティ報告の社会理解のためのセミナーや勉強会の開催:
サステナビリティデータ(非財務情報)の指標を整理するために専門家を呼んでセミナーを開催し、現状を把握する。当研究会企業の対応事例やノウハウの集約を行う。
Step2:現状の把握と課題を整理し、ホワイトペーパーを作成:
重要なCSRDなどの法律の要件などを、データマネジメントの視点で整理して、日本企業の課題を抽出す。
Step3:非財務データを財務データとの関係性を分析(翌年以降を検討)
リーダー(L)・サブリーダー(S)
L:永野友子 (富士通株式会社)
活動スケジュール
【定期研究会】2か月に1回(オンラインとリアルの混合)
【研究会運営活動】上記の定期研究会の準備や成果纏め、定例会前に開催
【普及・啓発活動】セミナーを開催して現状を把握、研究会で課題を整理し、ホワイトペーパーを作成
実施形態
状況を鑑み、リアル・オンラインでの開催
対象と参加条件
・経営企画部門など、非財務情報開示に関心を持つビジネスリーダー
・データ利活用を含めたSXを推進しようと考えているデータサイエンティスト
募集について
・募集人数制限なし
・JDMC会員であること
進め方
・サロン形式(毎回の特定のテーマが設定されて自由討議する)
・ワークショップ形式(メンバー間で成果を創り出す)
備考(リーダーからのメッセージ)
私は、事業活動及び製品やサービスに関しての環境情報の算出などの対応をこれまで行ってまいりました。本研究会では、サステナビリティデータの情報開示に関して、日本企業のグローバルでのプレゼンス向上を目指して、データマネジメントを得意とする方や非財務データを実務で対応をされている方とご一緒に、取り組みたいと考えております。