概要(2021年度)
データ流通は、ハードウェアやソフトウェアによって著しく向上してきました。現在のデータ流通における障壁は「人」です。人が理解せず確認しないままの、信用のないデータです。信用のないデータは使われません。流通の停滞です。
データが信用を得るための方法は、データの「素性」の整備です。データの在り場所や名前、背景、品質それに意味が揃っていて、人が確認し納得していることです。
当研究会では、そうしたデータの「素性」をまとめてマスターデータと呼びます。メタデータやリファレンスデータなど含めて、その管理をMDM (Master Data Management)と呼び、方法論をデータガバナンス (Data Governance) と呼びます。
月一回、共に学び、討議し、研究する会を開催します。非公開のサロンとして事例や理論を共有し、参加者に有益な場を提供します。
データモデリング、オントロジー、データベース、業界固有のマスターデータの話題、製品やソリューションの宣伝なども歓迎します。
リーダー(L)・サブリーダー(S)
L:水谷 哲
S:轟木 美穂 (富士通株式会社)
S:伊阪 哲雄(伊阪コンサルティング事務所)
S:佐野 努 (クオリカ株式会社)
S:神田 健司(SAPジャパン株式会社)
参加対象者
- MDMおよびデータガバナンスを初めようとする方、推進中の方、実施中の方。
- MDMに何となく興味がある、MDMが重要だと考える方。
- 宣伝・啓蒙を進めたいベンダーの方、コンサルタントの方、SIerの方。
- データ管理について、特に問題意識について職場でなかなか話が合わない方。
開催の頻度
月1回プレミアムフライデー(18:30~20:30) 連休・年度末などの調整あり
毎回、オンラインでも開催
難易度
(●)初級 (●)中級 (●)上級
目標ゴール
- 毎回、知見や事例をディスカッションできること。
- それらを参加者が持ち帰って目先の、将来のデータマネジメントに役立てること
アウトプット
なし
ご参考
JDMCカンファレンス2021(2021/3/5)にて発表した研究会紹介動画です。
「MDMの最新事情をひもとく『MDMとデータガバナンス』研究会のご紹介」
00:00~19:40までご覧ください。