「相関と因果は異なる」これはデータサイエンスを学ぶとき、しばしば登場する話です。ニコラス・ケイジの映画出演本数が多い年は全米の溺死者数が多いのですが、ではニコラス・ケイジが俳優をやめたら溺死者数は減るでしょうか?現在普及しているBIツールを使った分析は相関関係を確認するものですがそれだけではこのような失敗分析が顔を出してしまいます。ではBIを使っているみなさんの次の課題はなんでしょうか?
「この製品は10円値引くとどれだけ販売個数が増えるのか」
「顧客の年齢が1歳上がるとLTVはどれだけ上がるのか」
「では値引と年齢はどちらが重要施策なのか?」
次のステップである「因果関係」を探す旅における地図整備がJDMCの目指すデータマネジメントなら、その羅針盤が本会のデータサイエンスです。私達と一緒にデータサイエンスの旅にでかけませんか?本研究会はプログラミング学習をデータサイエンスの本筋とせず、その基礎をビジネスサイドとデータマネジメントサイドから研究していきます。
なお、プログラミングを割愛するために分析環境には、JDMC会員のデータビークル社から無償提供されるdataDiverとdataFerryを利用します。
■リーダー・サブリーダー
<リーダー>・油野 達也(データビークルCEO)
<補 佐>・濱田 一之進(データビークル)
<特別講師>・西内 啓(横浜市立大学データサイエンス客員准教授/データビークルCPO)
<サブリーダー> ※参加者から調整
■対象
データサイエンスに興味があるデータ分析の初心者
業務でなんらかのグラフを使ったレポートを作っている方
■今年度の内容
◎第1回(7月14日(火)16:00-17:30)
講義:データサイエンスを活かすビジネスとは?
講師:油野 達也(データビークル)
形式:オンライン
◎第2回(8月4日(火)16:00-17:30)
講義:リサーチデザインとデータ分析
特別講師:西内 啓(横浜市立大学データサイエンス客員准教授)
形式:オンライン
◎第3回(9月)
ハンズオン研修:テストデータで分析をすることからリサーチデザインを考える
講師:データビークル
形式:オフライン
参加条件:第一回、第二回の参加者
◎第4回(10月)
ハンズオン研修:リサーチデザインに基づいてリアルデータで分析をしてみよう
講師:データビークル
形式:オフライン
◎第5回(11月)
ハンズオン研修:分析結果から打ち手を考えてみよう
講師:データビークル
形式:オフライン
◎第6回(12月)
打ち手の発表と講評
講師:データビークル、JDMC関係者
形式:オフライン