日本データマネージメント・コンソーシアム

活動紹介 ~テーマ1: 企業におけるソーシャルデータ活用研究

研究会テーマ1「企業におけるソーシャルデータ活用研究」のリーダーをさせて頂いている、アシストの堀内です。研究会テーマ1の活動についてご紹介させて頂きます。

 

・研究会の活動背景
一般消費者のソーシャルメディアの利用が爆発的に増え、それに応じて企業においてもソーシャルメディアを活用する動きが活発化しています。そこで本研究会では、企業におけるソーシャルメディア利用の先進事例やメンバー企業の事例を共有し、どの様な活用がなされているのかを体系化する事で、日本企業の競争力強化に貢献するという目的で活動しております。

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・ソーシャルデータ活用の問題点
注目されている分野ではあるものの、いざ企業がソーシャルメディアを利用しようとすると、炎上などのリスク対策、社内での費用対効果の訴求、そして集まったソーシャルデータをどう活用するのか、といった問題が次々と出てきます。
こうした問題について、明確な回答を持ってソーシャルデータを活用している企業は少ないと考えています。


・研究会の活動について

そこで当研究会では、ソーシャルメディアを利用するPDCAサイクルの中で、企業がソーシャルデータを活用するために、どう対応していくべきなのかをメンバー同士で議論を深め、ソーシャルメディアの活用について体系化を進めながら、回答を模索しています。

昨年度は30名以上のメンバーがおりましたが、本年度は13名と小規模です。少人数のメリットを生かして、各メンバーが興味のある事柄を上げてもらい、メンバー個々の要望を踏まえて議論のテーマを決めています。

メンバーの方々には積極的に会合に参加して頂いており、平均すると約8割の参加率となっています。月1回のペースで会合を行っており、これまではユーザ企業様のソーシャルメディアの活用事例の共有や炎上事例の研究を行いました。

 

・ソーシャルメディア活用事例
活用事例では、どのソーシャルメディアに公式のアカウントやページを作成し、どの様に活用されているのか情報共有して頂きました。
また、ソーシャルメディアならではの活用として、『アクティブサポート』の事例をご紹介頂きました。自社製品の利用について困っているユーザを企業側が積極的に見つけて、企業起点でサポートを行っているとのことでした。この『アクティブサポート』を行う目的や効果、そして課題について共有頂きました。

 

・炎上事例研究
参加メンバーの多くが、「ソーシャルメディアの活用メリットは理解できるが、炎上リスクの対応はどうすれば良いのか」という疑問を持っていました。あるメンバーの方に、これまでの炎上事例を調査して頂き、その炎上パターンを分類し、防衛対策のヒント、そして炎上に対して上手に対応し、逆に評価を上げた企業の事例を共有頂きました。

 

・研究会の特徴と今後の予定
本研究会では、メンバー間のコミュニケーションも重視しており、月1回の会合の後には必ず懇親会を開催しています。会合とはまた違ったリラックスした雰囲気で、ソーシャルメディアに関する議論を深めたり、データマネジメント以外の分野での意見交換、情報交換を行っています。
12月からはPDCAサイクルに沿った、ソーシャルメディアの活用についての議論を本格化していく予定です。

※本研究会への参加ご希望の会員は事務局までご連絡ください。

 

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※テーマ1: 企業におけるソーシャルデータ活用研究について

■概要
・ソーシャルデータ活用の最新情報の研究
・企業におけるソーシャルデータ活用について討議 (計画・実施・効果測定・是正)

■アウトプット
勉強会で討議した内容及び研究題材のまとめ

■リーダ(L)・サブリーダ(S)
L 堀内康夫(アシスト)
S 加藤謙一(アサヒビジネスソリューションズ)/ 長谷川純子(セイコーエプソン)

 

 

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