「社内のデータ活用を推進せよ」という号令を受けたが、いったいどこから手を付けていいのかわからない、とお悩みの方向けに、はじめの一歩の踏み出し方をお伝えする内容です。
前半は、なぜ企業にとってデータが貴重な資産なのか? ビジネスにおけるデータの役割を改めて理解した上で、データ活用の目的と実現に向けた問題点と、データの資産価値を上げるために必要な取り組みをお伝えします。
後半では、データマネジメント組織にフォーカスします。データマネジメントを実施する上で必要となる「組織機能とあるべき役割/体制」や、社内にデータ活用文化を産み出すために、最低限必要となる「データ活用基盤の構成とそれを支える組織体制」についてお伝えします。
<主なトピックス>
データは貴重な資産
- そもそもデータとは何か?
- データの価値を高めるために必要なこと
- データ活用サイクル
- データ活用の現場で起きている問題
- データの資産価値を最大化するために
データマネジメント組織
- 「データ資産価値向上」の全体像
- あるべきデータマネジメント組織/データ運用支援組織と役割/コミュニケーション基盤
- データカタログの「これまで」と「これから」
- 現実的なデータ活用基盤例/データマネジメント組織例
講師
株式会社データ総研
常務取締役
コンサルティンググループ グループ統括マネージャ
小川 康二
(おがわこうじ)新卒で入社した大手メーカーの非効率な情報システムに課題を感じ、利用者に本当に喜ばれる情報システムを創りたいと、1998年にデータ総研に入社。入社後、情報システムの真の価値は「データ」にあると刮目し、以来、「データ」をエンタープライズにおける重要な資産として認識し、その価値向上をどう実現するか?を問い続けている。実務では、データを中心に据えた情報システム開発の企画・要件定義や、データの資産価値向上を目指したデータガバナンス・マネジメントフレームワークの導入・実践の支援を行う。その活動を通じ、エンタープライズのデータに関するあらゆる課題の相談と解決策の立案を行っている。現在までに、製造業(素材/加工組立/生活関連)、卸売/小売業、電気/ガス、情報通信業、建設業、不動産業、金融業(損保/政府系銀行)、サービス業(人材派遣)、官公庁など50以上のプロジェクトを支援してきた。早稲田大学卒、グロービス経営大学院卒(経営学修士)
◆JDMCの学ぶシリーズについて 用語として良く耳にするけれども詳細は分からない語れない――そうしたテーマや分野を扱う動画コンテンツです。JDMC内外の講師とJDMC研究会メンバーによる講義と討議で理解を深めます。特定の製品やサービスの販促目的ではありません。データマネジメント普及啓蒙に向けて会員が協力しあって制作しているコンテンツです。 |
視聴方法
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