定例セミナーレポート

第36回定例セミナー報告:医療情報のこれまでとこれから

2017年03月31日

 

 (セミナー部会・峯岸勇)


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017年3月23日に第36回定例セミナーを、日本テラデータ株式会社のセミナールームをお借りして開催した。

今回は、日本版PHR(Personal Health Records)をテーマに、医療情報のこれまでとこれから、そして個人情報保護との関連について一般社団法人医療情報システム開発センター理事長・医学博士 山本隆一氏に講演していただいた。
その後「医療・健康分野のAI・ビッグデータ活用最新事情」というテーマで アステラス製薬株式会社 情報システム部長 須田 真也氏に加わっていただき、モデレータをJDMCセミナー部会の三輪大介(有限責任監査法人トーマツ)が行なって鼎談を行なった。鼎談後には予定時間を超えて打ち切りになるほど多くの質問が飛び交い、有意義な議論が交わされた。
 
◎オープニング
今回会場を提供いただいた日本テラデータの金井氏(JDMC理事)により、「医療でのビッグデータ活用とAI」についての話があり、JDMCでも今後の議題として取り組む必要があるとの提言で本セッションが開始された。
 
◎講演1
「医療とIDを前提とした日本版PHR構築について」

一般社団法人医療情報システム開発センター
理事長 医学博士 山本隆一

氏の講演では、日本における医療情報の歴史や、医療事務の効率化から始まり医療費の増大対策としてのオーダリングシステム、患者説明のためのグラフ化・電子カルテ化など、どのように発達してきたか、どういう課題があったかなどが分かりやすく解説された。

現在では産まれてから死ぬまでに様々なライフステージの中で複数の医療機関にかかるため、国として情報を引き継げる仕組みを作ることの重要性や、一つの病気でも日々ものすごい量の論文が発表されているため、複数の医師でお互いの専門性を高めて連携していくことの必要性を提言された。
その課題を解決する策として、欧米諸国でも取り組まれているPHR「健康医療情報のデータバンク」への日本での活動や医療版マイナンバーの整備に向けての動向を話していただいた。
 
◎イントロダクション
「医療・健康分野のAI・ビッグデータ活用最新事情」
JDMCセミナー部会
 有限責任監査法人トーマツ ヘルスケアアドバイザリー部
マネジャー
三輪大介が

鼎談のイントロダクションとして「匿名加工医療情報提供者と医療情報の活用」「要配慮情報」「データ活用に向けた課題」「人工知能の活用」という4つのキーワードを解説した。
 
◎鼎談
「医療・健康分野のAI・ビッグデータ活用~個人データ保護の視点から」というテーマで、前述の山本隆一氏とアステラス製薬株式会社 情報システム部長の須田 真也氏を交えて鼎談が行われた。匿名加工医療情報提供者とその運用、取り巻く法案についての議論や国としてのデータ活用促進のあり方、オープンデータ化などについて議論がなされた。また、匿名加工の定義など医療業界独自の課題についても提言された。データを整備する側で活動されている山本氏と製薬業界で実際に二次加工する側の須田氏により、お互いの立場から様々な意見を交わしていただき、とても有意義な鼎談になったのではないかと感じている。

 
 
 
<参加者アンケートより>
・事業ドメイン知識がないため、難しい内容でしたが、データ統合・活用の基本的なお話も含めて伺うことができました。ありがとうございました。

・先進的な内容で、また具体性もあり参加になりました。

・初めて参加したセミナーですが、講演・質疑とも質が高く、引き続き参加してみたいと考えるようになりました。よろしくお願いいたします。

・現在の業務で担当する業種ではなかったですが内容は参考になりました。

・普段聞けない医療業界のデータ活用の現状を聞かせていただき、有意義なセミナーでした。個人情報保護法との関係を押さえておくべきであることを再認識しました。

・この領域を全く知らない身としては、山本先生の講演は 大変わかりやすく よく理解できました。 今後、診療情報だけでなく、(患者の)生活行動、運動や食事など、いわゆる 「健康と医療の狭間の情報」が どう進化していくか、大変興味があります。

・医療情報を個人情報の枠の中で実業に結びつけ、余病防止に寄与している企業、アイデアなどの 実態などに触れられればさらに良いと思います。しかし、その前段階の市場環境を学ぶ点においては講師の方々のご努力を感じました。

・RWDを取扱い初めておりおぼろげながらの知識しかありませんが、 山本先生のお話を聞けたため、断片化された頭の中がつながり始めました。 ありがとうございます。

・山本先生、須田様から具体的な取り組み施策や、今後の方向性についてお話し頂き、 大変勉強になりました。質問時間がもう少し長くても良いと思いました。

・医療関連システムは興味があったので、それらに関わる歴史的な話や現状、課題なども聞けて、とても満足しております。
 
 
 

第35回JDMC定例セミナー報告: オープンデータ最新事情

2016年10月24日

 

 (セミナー部会・谷本一樹)

 

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「データは社会や生活をより良くする。そのためには、データの共有とデータを使った課題解決のアイディアが必要」--乱暴ながら自分なりに今回のセミナーを一文でまとめるとこうなった。
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第34回JDMC定例セミナー報告:コメリグループ・ビットエイ、セイコーエプソン講演

2016年08月24日

 

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JDMCセミナー部会は、2016年8月4日に第34回定例セミナーを、Pivotalジャパン株式会社のセミナールームをお借りして開催した。

今回は、2016年3月11日に開催された「データマネジメント2016」にて、データマネジメント賞「データ統合賞」を受賞されたコメリグループ 株式会社 ビット・エイ小林 禎氏と、セイコーエプソン株式会社 小泉 泰慎氏にご登壇いただいた。 (セミナー部会・峯岸 勇、Yellowfin Japan)

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第33回JDMC定例セミナー報告:IHI、SAPジャパン講演

2016年06月28日

 

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JDMCセミナー部会は、2016年度最初の定例セミナーを、2016年6月13日に開催した。

関東は既に梅雨入りして当日も朝から雨模様だったが、IHIの河野氏によるビッグデータ基盤での「Apache Spark」への取り組み、オープンテキストの市野氏などによる文書の電子化と管理というテーマが関心を惹いたのか、申込み数73名に対し参加者数51名という高出席率かつ、高アンケート評価の開催となった。
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第32回JDMC定例セミナー報告: RDBMSだけではない最新テクノロジーとそのユースケースを学ぶ

2016年02月04日

 

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「RDBMSだけではない最新テクノロジーとそのユースケースを学ぶ」――JDMCは2016年1月28日、第32回目となる定例セミナーを開催した(場所はインプレス・セミナールーム)。タイトルから推察できる通り、HadoopやNoSQL DBに焦点を合わせたもの。これらは着実に普及しているとはいえ、一般企業のデータマネジメント責任者/担当者から見れば、まだ敷居が高い技術である。なぜ今このテーマなのか?
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第31回JDMC定例セミナー報告:グローバルMDMを実現するためのグローバルコード管理の実践

2015年10月23日

 

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2015年9月29日、第31回JDMC定例セミナーが京橋のイトーキ東京イノベーションセンターSYNQAのセミナールームをお借りして開催された。
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第30回JDMC定例セミナー報告

2015年08月07日

 

IMG_48592015年7月30日、記念すべき第30回目のJDMC定例セミナーが外苑前にある日本オラクル株式会社のセミナールームをお借りして催された。
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■第29回JDMC定例セミナー報告

2015年06月22日

 

2015年5月12日、第29回JDMC定例セミナーが西新宿の東京オペラシティにある株式会社ランドスケイプのセミナールームをお借りして催された。今回は、2015年3月12日に開催された「データマネジメント2015~データがビジネスを駆動する~」にて、JDMCデータマネジメント賞の大賞を受賞された株式会社三越伊勢丹ホールディングス 経営戦略本部 情報システム部 部長 久保田氏と、今年3月に実施したJDMCデータマネジメント2015のアーリーバード(チュートリアル)セッションから毎年人気の高い日本テラデータ株式会社金井氏にご登壇いただいた。

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第27回JDMC定例セミナー報告

2015年02月15日

 

2014年9月24日、第27回JDMC定例セミナーが大井町JT研修センターにて催された。1つ目の講演では、日本オラクル株式会社 データベース事業統括製品戦略統括本部プロダクトマーケティング本部Cloud & Big Data推進部部長の佐藤裕之氏が登壇。先ごろリリースしたOracle Database In-Memoryが分析業務やアプリケーション開発にもたらすインパクトに触れた。
2つ目の講演では、横河電機株式会社 コーポレート本部YGSP部の吉田政幸氏が登壇。グループ各社に分散していた出荷実績DBを統合したプロジェクトを振り返り、同社が展開する今後のグローバルビジネスを支えていく決意と展望を示した。
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第26回JDMC定例セミナー報告

2015年02月15日

 

2014年7月23日、第26回JDMC定例セミナーがインプレス市ヶ谷セミナールームで開催された。
最初の講演は、日本電気株式会社(以下、NEC) システムソフトウェア事業部 シニアエキスパートの中村暢達氏と米増豊氏による同社のデータ活用ソリューションの紹介。NECのビッグデータ蓄積基盤と分析技術の適用事例が披露された。
続く2つ目の講演では、SBIホールディングス株式会社 社長室 マネジャーの佐藤市雄氏が登壇。同氏がリーダを務めるJDMC研究会の成果を交え、企業グループにおけるビッグデータ活用に向けた組織運営のポイントを語った。
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第25回JDMC定例セミナー報告

2015年02月15日

 

2014年6月25日、第25回JDMC定例セミナーがインプレス市ヶ谷セミナールームで開催された。1つ目の講演では、富士通株式会社 ミドルウェア事業本部 データマネジメント・ミドルウェア事業部 事業部長の安永尚稔氏が登壇。富士通が提供するデータベース製品の動向を紹介した。

2つ目の講演では、PGMホールディングス株式会社 データ戦略部グループ シニアマネージャーの正司真美氏が登壇。ゴルフ場運営会社ごとにバラバラになっていた顧客データを全社で統合し、経営強化に活かす業務革新の舞台裏を語った。
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第24回定例セミナー報告

2015年02月15日

 

◆講演1
契約管理から顧客管理へ
顧客統合基盤はこう構築し活用する

◆講演2
イノベーションを加速する
世界初のデータベース高速化技術の実際
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21回定例セミナー報告

2015年02月15日

 

◆講演1 MDMサミットin NY レポート
◆講演2 テーマ4「MDMの価値と進め方研究会」
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第19回JDMC定例セミナー報告

2015年02月15日

 

2013年9月27日、第19回JDMC定例セミナーが日本記者クラブで開催された。1つ目の講演では、金融サービスの拡充や顧客との関係強化を目指す紀陽銀行における仮想統合データベースを用いたデータ分析事例を、導入に携わった紀陽情報システム株式会社 営業本部企画室室長 冷水史和氏が解説した。
2つ目の講演ではオイシックス株式会社 システム本部 本部長 山下寛人氏が登壇。売上を堅調に伸ばす同社のビジネスに貢献する、仮説検証に基づく販売促進やキャンペーン施策の効果測定といったデータベースマーケティングの舞台裏を紹介した。
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第17回JDMC定例セミナー報告  ~情報系システムの導入を成功させるポイント

2015年02月15日

 

2013年6月27日、第17回JDMC定例セミナーが、TKP小伝馬町ビジネスセンターで開催された。今回「特別編」と銘打ち、データマネジメントに取り組むJDMC会員企業6社によるパネルディスカッションが繰り広げられた。主な論点は、「情報系システムの導入を成功させるポイント」「データ品質の継続的な維持向上の勘所」「関連する技術・ツール選定時の留意点」である。いずれも、データマネジメントに取り組む企業・団体から多く聞かれる悩み。パネリストは、ユーザーとベンダーそれぞれの視点から自社の取り組みについて意見を交わした。
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第28回JDMC定例セミナー報告 ~「最先端ツールを通じて今のBIを知る」(2014/12/12)

2014年12月16日

 

JDMCの定例セミナーは通常、2つの講演があり、講演終了後に参加者を交えた講師との議論、およびQ&Aを行っています。 今回はいつもと趣を変えて、「最先端ツールを通じて今のBIを知る」と題し、BIツール・ベンダーの5社によるディスカッションを実施しました。
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第16回JDMC定例セミナー報告

2013年09月10日

 

2013年4月25日、第16回JDMC定例セミナーが日本記者クラブで開かれた。講演に先駆けて2つの研究会(テーマ4・5)から活動報告がなされた。テーマ4「顧客獲得、顧客サービス強化のためのデータ活用研究」(2013年度よりテーマ6「顧客行動分析による新たなマーケティングアプローチとは」として活動)の報告では、リーダーの山内康志氏から、顧客獲得のカギとなるデータ利用の留意点が紹介された。続いて、テーマ5「最新技術の研究と実現アプローチ法の構築」(2013年度よりテーマ2「最新技術の研究と適用事例の考察」として活動)の報告では、メンバーの國正興一氏がインメモリー・データベース製品の動向を取り上げた。

講演では、NTTデータ 基盤システム事業本部システム方式技術ビジネスユニット 課長の立石良幾氏、課長代理の菊池洋光氏が登壇した。分散配置された大規模データを効率良く処理できるHadoopのメカニズムや、内包される各コンポーネントの役割、それらの特徴を生かしたデータ分析など、同技術のビジネスにおける活用ポイントを説明した。
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第15回JDMC定例セミナー報告

2013年03月12日

 

2月1日、第15回JDMC定例セミナーが日本記者クラブで開催された。1つ目の講演では、社団法人中央政策研究所 主任研究員 PIビジネスモデル研究所 山鳥経営戦略研究所所長 山鳥忠司氏が登壇。経営コンサルタントとして、数多くのクライアントの経営課題を解決してきた同氏が確立したPI理論の考え方や、分析におけるデータ活用のポイントを語った。

2つ目の講演では、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(以下、MDIT) ITセキュリティソリューション事業本部 ITソリューションシステム部システム第一課 村松祐一郎氏が登壇。製造業の生産現場に流通する膨大なデータを収集・分析し、品質改善や法令対応に結びつける同社のソリューションを、事例を交えながら紹介した。

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第14回JDMC定例セミナー報告

2013年01月13日

 

2012年12月12日、第14回JDMC定例セミナーが中目黒GTプラザホールで開催された。1つ目の講演では、全国に約460店舗を展開する保険薬局の大手、日本調剤のシステム部長 河野文隆氏、ならびに同社の子会社で処方箋データを生かしたデータ分析と情報提供を行う日本医薬総合研究所 営業企画グループ課長/薬剤師の長尾剛司氏が登壇。膨大なデータ資産の活用に向けた同社の取り組みや、BI基盤刷新の留意点を振り返った。

2つ目の講演では、SAPジャパン リアルタイムコンピューティング事業本部 プリンシパルコンサルタントの村田聡一郎氏が登壇。同社が提供するインメモリーデータベース「SAP HANA」の紹介と共に、膨大なデータを高速処理するメカニズム、データを経営強化に活用する顧客事例を解説した。

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第13回JDMC定例セミナー報告

2012年12月20日

 

2012年11月27日、第13回JDMC定例セミナーが霞ヶ関プラザホールで開催された。1つ目の講演には、織田DMコンサルティング代表の織田敬三氏が登壇。NTTの横須賀研究所、NTTデータ、NTTデータ先端技術などで培った知見をもとに現在、データベース全般の課題解決を支援する同氏が、ビッグデータの処理基盤やDWHアプライアンス製品の特徴、適用領域、その活用法をユーザーの視点から説明した。

2つ目の講演には、日本たばこ産業(JT)IT部において組織運営や人材育成に携わる同部部長の鹿嶋康由氏、そしてEA活動推進メンバーの一人である野田康大氏が登壇。2009年にIT部門が復活した背景や、現在、同社がグローバル規模で取り組んでいるEAの目的と進捗を紹介した。

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JDMC 「データマネジメント2012」 ユーザーセッション500字レポート特集

2012年04月02日

 

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去る2012年3月7日(水)、JDMC主催「データマネジメント2012」が成功裏に終了しました。そこで発表された13のユーザ企業の概要を、JDMC運営メンバが500字でレポートします。

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第6回 JDMC定例セミナー報告 

2012年01月16日

 

2011/12/14 (水)16:00~19:00、中目黒GTプラザホール

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